2024年3月17日日曜日

日記

ポケモンのメインシリーズのゲーム(という表現でいいのだろうか?)に、GTSというものがある。インターネットを通し世界中の人とポケモン交換ができるシステムだ。

どうやらクリスタル版(第2世代・金銀のマイナーチェンジ)の時点で似た機能がすでにあったようだが、携帯電話と接続して使用し、専用のプロバイダを介す必要があったため、そこまで普及はしなかったようだ(現に自分も知らなかった)。


GTSが実装されたのはダイヤモンド・パールからだ。

wiki情報ではクリスタルの発売が2000年、その後ルビー・サファイア(2002)、FRLG(2004)、エメラルド(左に同じ)とGBA時代を経て2006年。ポケモンのメインシリーズでは初めてのDSのソフトとなったDPで、めでたくお披露目されることとなった。

(余談だが、DPが出る前にスピンオフゲームが何作かDSソフトとして先行している。おそらく最初に発売されたのがポケモンダッシュで、青の救助隊・ポケモンレンジャーと続いた。)

グローバル通信機能が最初に登場してから6年の空白期間があったわけだが、この間、即ちGBAの通信形態は通信ケーブル(有線)からワイヤレスアダプタ(無線)に遷移している。

そして、DSでは通信用機器をはじめから内臓した形になった。さらに、設定を行うことでインターネットを利用した通信ができるようになった。


2006年頃といえば、ちょうどWi-Fiが普及し始めた時期だった。DPを買った当初、我が家はWi-Fiを導入していなかったため、GTSを使えなかった。

初めてGTSを使ったのは、従妹の家に遊びに行ったときだった。

そのときの衝撃はすごかった。世の中には、こんなにたくさんのプレイヤーがいて、リアルタイムでプレイをしている。珍しいポケモンがたくさん交換に出されていて、色違いを見つけたときは交換できたか否か関係なくテンションが上がった。

海老で鯛を釣るならぬケムッソでミュウを釣るような交換条件が多かったが、すなわち適切な条件を設ければあっという間に交換が成立した。

自分が預けたポケモンが交換されることも、預けられているポケモンをひたすら眺めているのも楽しかった。それだけで丸一日時間を潰すことができた。

それから程なくして、我が家にも無線環境が整備された。


さて、当時はGTSのWebページが存在した。リアルタイムで成立した交換が地球儀(地図だった気もするが、うろ覚えだ)上に表示されるというものだった。自分の預けたポケモンの状態が確認できたかどうかは記憶にない(確認する間に大抵交換されてしまうので)。

どのタイミングで登場したか曖昧だが、のちにグローバルリンク(PGL)ができたので、そこで交換の状態が確認できたと思う。

時代がSwitchに変わり、GTSとポケモンバンクが一体化したポケモンHOMEが誕生した。

あるとき、どういう状況かは忘れたがポケモンHOMEの状態を知りたくなり、PCで調べようとした。すると、ないのだ。

HOMEはスマホアプリ版とSwitchからしか開けず、PGLのようなマイページがWebには存在しない。

ポケモンHOMEに限らず、最近はこのようなものが増えてきた。しかも、スマホ版アプリのUIはあまりよろしくなく、機能も微妙で、普段そこまで使用しないのにホーム画面に居座り(一応整理はできるが、Webブラウザのブックマーク管理のほうがすっきりする)、容量を食う。

容量に関しては、ひとつひとつはそこまで大きいわけではなくとも、ゲームの動作を快適に保つためになるべく入れておきたくない。というのも、スマホの容量はPCのように融通の利く管理ができない。スマホに使用できるUSBメモリも登場したが、移動できるのは写真や動画・音楽データなどに限られている。

と愚痴を並べたところで、世間はスマホユーザが増えていきPC利用は減っていくだろうし、ライトユーザ、特に機械の利用に慣れていない人にとっては、店の人などに教えてもらいながらアプリを入れ、いったん設定してしまえば何もしなくてもいいアプリのほうが楽なのかもしれない。

にしても、わざわざスマホで住所の入力だったりを求められたり、別のタブを開くと入力内容が消えたり、PC上で管理しているもののコピペができなかったりと、ストレスが溜まる。

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