2024年3月13日水曜日

日記

 下を見るのが好きだ。


上を見るのも楽しいが、首が疲れる。

前を見るのは辛い。


足元には発見がある。人間以外の日常的な営みだ。

近所に意外な生き物がいたり、真昼間に夜行性のやつが活動していたり。

見たことのないやつが現れたり。

無生物でも、変なものが落ちていると、誰が何故落としたのか、そもそもこんなものを外に持ち出すことがあるのかとか、つい想像してしまう。


下を見るのはいい。

元気がないとき人が俯くのは、我々以外の存在に元気をもらうためだと思う。

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